結びの木とは

長野県諏訪地方の御柱祭の「結びの木」

長野県諏訪地方で1200年を超える歴史を重ね、連綿と執り行われてきた御柱祭。
正式名称は「式年造営御柱大祭(しきねんぞうえいみはしらたいさい)」。
諏訪地域6市町村のお年寄りから子どもまで20万人にも及ぶ氏子たちが、二社四宮ある諏訪大社の境内にそれぞれ4本の柱を建てるという国内でも稀にみる天下の大祭です。

独立心が強く、群れを成すことをよしとしない諏訪人もこの時ばかりは200年以上もの年輪を刻んだ樅(もみ)の巨木のもとに集い、参加する者全員の無事と祭儀の成功を祈り、心を一つに結んで祭りに臨みます。
御柱とは古来脈々とこの地で受け継がれてきた人と人、土地と人との繋がりの記憶を諏訪人に呼び起こさせる「結びの木」
僕らが作るこの樹木のケーキを意味するバウムクーヘンはこの結びの木―御柱―をイメージしながら、食べた人が美味しく幸せな時間を育んでいくこと、そしてその時間の中で人と人、地域と人が結ばれていくことを願い、一つ一つ丁寧に諏訪大社の氏子によって作られています。

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